上毛かるた今昔物語

上毛かるた今昔物語~「む」昔を語る多胡の古碑~

ブゲン
どうもブゲンです!今回の上毛かるた今昔物語は「む」昔を語る多胡の古碑を紹介するね♪
ブゲン
少し前に世界遺産にも選ばれたんだよね!
ふく老師
それはすごいのぉ…
ブゲン
群馬の歴史を知る上でも大事な石碑だね!
ふく老師
それが上毛かるたにも選ばれているんじゃのぉ…
ブゲン
うんうん!この絵札はどう変化しているのか楽しみだね♪
ブゲン
さっそく見ていこう〜!
上毛かるた
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昭和23年版「む」

こちらが昭和23年版「む」の札になります。

絵の構図は現行のかるたと同じですね。

違う点は…

・碑を囲っている建物(現行のかるたはしっかりと囲われている)

・後ろの木々が描かれている(現行のかるたは葉が描かれている)

になります。

誰でも碑に触れそうですよね。笑

現在は、扉でしっかり保護されているので外から見ることしかできません。

昭和40年版「む」

こちらが昭和40年版「む」の札になります。

石碑を囲っている建物と周りの柵は、23年と同じですね。

違う点は…

・背景が青

・碑が見えない

・階段の配色

でしょうか。全体的な色使いに特徴がありますね。

そして謎なのが、左端に見切れている「何か」です。笑

令和元年版「む」

こちらが令和元年版「む」の札になります。

現行のかるたですね。

23、40年と見比べても、碑を囲っている建物がしっかりしたのが分かります。

上毛かるたには、絵と全く同じ構図を確認することができるものが多々ありますが、多胡碑は特に分かります。

ブゲン
あぁー!この場所だー!っていうのが行ってみると分かるんだよね♪

解説

それでは、昭和23年と令和元年版の解説を見比べていきましょう!

昭和23年

日本三古碑の一とたたえられる多胡碑は 今から千二百餘年前(和銅四年)多胡郡を置かれたときの 辨官符の文を刻んだものである多野郡には此の外に山上碑 金井澤碑の二古碑(上野三碑)があり このあたりの古文化を傳えている
所在 多野郡吉井町大字池
交通 上信電鐵吉井町下車
賛助者 飯塚メリヤス工場殿 吉井町殿

令和元年版

日本三古碑の一つである多胡碑は、今から、1,300余年前(和銅4年)に多胡郡を置かれた時の、弁官符の文を刻んだものである。附近の山上碑・金井沢碑とともに上野三碑と呼ばれ、このあたりの古代文化の発達を伝えている。
所在 高崎市吉井町池
交通 上信電鉄吉井駅下車
ブゲン
多胡郡に置かれた年代の表記が変わっているね!
ふく老師
昭和23年には賛助者も書かれておるのぉ…
  • この記事を書いた人

ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

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