上毛かるた今昔物語

上毛かるた今昔物語~「ら」雷と空風義理人情~

ブゲン
どうもブゲンです!今回の上毛かるた今昔物語は「ら」雷と空風義理人情を紹介するね♪
ふく老師
この札は、他のと違って色が付いておるのぉ…
ブゲン
そうなんだよね!これには先人たちの強いメッセージが込められているのは知っているよね?
ふく老師
ほう…いったいなんじゃったかな。
ブゲン
忘れちゃったの!?ちゃんと調べておいてよ〜!
ふく老師
フォフォ…すまんすまん
ブゲン
まぁいいや!さっそく紹介していくね♪
上毛かるた
上毛かるた全札一覧まとめ

どうも舞幻です。 この記事では、上毛かるたの周遊アプリ「札ッシュ!上毛かるたGO!!」を使っての札巡 ...

スポンサーリンク

昭和23年版「ら」

こちらが昭和23年版「ら」の札になります。

雷様が描かれている様子は現行のかるたと同じですね。

違う点は…

・雷様の向き(現行のかるたは左向き)

・太鼓が描かれている(現行のかるたは枠外にはみ出ている)

・背景には雨風の様子も描かれている(現行のかるたには描かれていない)

昭和40年版「ら」

こちらが昭和40年版「ら」の札になります。

雷様の向きは23年版と同じですね。

二つの年代を見比べて違う点は…

・雷様のツノの数(23年版は2つ確認できる)

・羽衣を身にまとっている(23年版では描かれていない)

・太鼓に描かれている勾玉?の数が違う(23年版は1個)

になります。

令和元年版「ら」

こちらが令和元年版「ら」の札になります。

現行のかるたですね。

昭和23年、40年と比較して違う点は…

・羽衣の色(白から紺色に)

・虎柄のパンツを履いていない

・太鼓が枠外に描かれている

・雨風が描かれていない

になります。

解説

それでは、昭和23年と令和元年版の解説を見比べていきましょう!

昭和23年

冬から春へかけて 北關東の山麓地帯を吹きまくる空っ風と 夏の雷雨とは群馬縣の地形が生んだ上州名物である こうした自然の名物の外に 群馬の縣民性が人情に厚く義理に固いのも特色である 社會の爲めには己を棄て 公共の爲めには利を顧みない美風こそは眞の上州名物であろう

令和元年版

冬から春にかけて北関東を吹きまくる空っ風と、夏の雷とは群馬県の地形が生んだ上州名物である。こういう自然の名物のほかに群馬の県民性が、人情に厚く義理に固いのも特色である。社会のためには自分を忘れ公共のために利益をかえりみない美風こそは、真の上州名物であろう。
ブゲン
意味はほとんど変わっていないね!
ふく老師
吹きまくる空っ風というのが面白いのぉ…
ブゲン
ふく老師なんかあっという間に飛ばされちゃうよ!
  • この記事を書いた人

ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

-上毛かるた今昔物語

© 2024 まいらいふり〜すたいる