たまむら歌留多

「ち」町名の玉を納めし満福寺~たまむら歌留多巡りの旅~

ブゲン
どうもブゲンです!今回はたまむら歌留多を巡っていくよ♪
ふく老師
上毛、沼田、高山かるたと巡って次は玉村かのぉ…
ブゲン
そうそう!まだまだ色んなかるたがあるから、楽しみだね!
ふく老師
そうじゃのぉ…
ブゲン
今回紹介する札は「ち」の札だよ♪
ブゲン
さっそく行ってみよう!

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満福寺

今回紹介する「ち」の札は「町名の玉を納めし満福寺」です。

町名の由来となっている「玉」がこちらのお寺に保管されているそうです。

でもその玉を見たことがある人はいないそうで…

ふく老師
見た人がいないのかい…!?
ブゲン
そうなんだよ。なんでかって言うとね…
満福寺(玉村町福島)には町名の由来と言われている「玉」が納められています。「玉」は元々二つあったと言われており、その昔、利根川の洪水の中で龍神が現れ、竜巻を起こし、祀ってあった「玉」を一つ持ち去ってしまったといわれています。現在、「玉」が入っているといわれる黒塗りの二重の箱が伝わっていますが、見ると失明するといわれ、まだ誰も見たことがないとのことです。
引用元:玉村かるた/ち
ブゲン
この地域は昔、水害が多かったみたいなんだ。
ブゲン
玉にまつわる言い伝えはまだあるんだ…

 天慶(てんぎょう)年間(938~47)ある土豪が、沼田(のんだ)(現在の伊勢崎市柴町・八斗島町、玉村町五料地域)の庄の美しい娘を平将門に差し出すことを企てた。この企みを知った娘の父親である地頭は、娘を娘と相思相愛の仲にあった錦野の里(現玉村町域)の若者のもとへ走らせた。しかし、娘は土豪の追っ手に錦野の里を流れる矢川のほとりに追い込まれ、ついに矢川に身を投げた。このとき、駆けつけた若者も同じく矢川に身を投げた。

 その後、この川に光る二つの碧玉(へきぎょく)が漂うのを見た村人は、娘が「龍人」の化身で、玉は「龍人のあぎと(あご)にある玉の精」と考え、この玉を拾い上げ、近戸(ちかど)大明神(現玉村町福島と南玉の間にあった神社)として祀った。近戸大明神は矢川の氾濫によりたびたび社殿を移していたが、今から500~600年前、利根川の洪水の中に龍神が現れ、近戸大明神に竜巻を起こし、祀ってあった碧玉を一つ持ち去ってしまった。そこで、村人は「別院 玉龍山」を設け、残った碧玉を二重の箱におさめ祀った。

引用元:玉村町役場HP/https://www.town.tamamura.lg.jp/site/siryoukan/timeidensetu.html

ブゲン
龍人伝説が残されているんだね!
ふく老師
不思議な伝説が残されているのぉ…
ブゲン
龍の玉が元となり、玉村町が誕生したみたいだよ!
ブゲン
1つになってしまった玉は、二重の箱に納められ、満福寺に保管されているんだ。
ふく老師
そしてその玉を見てしまった人は失明してしまうんじゃな…
ブゲン
なんだか怖いね…
ふく老師
皆も決して見ようとは思わぬことじゃな…
ブゲン
現在も、玉を見ることはできないよ!

アクセス

住所:群馬県佐波郡玉村町福島1251


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ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

-たまむら歌留多

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