上毛かるた今昔物語

上毛かるた今昔物語~「そ」そろいの支度で八木節音頭~

ブゲン
どうもブゲンです!今回の上毛かるた今昔物語は「そ」の札を紹介するよ♪
ふく老師
「そ」の札は…
ブゲン
そろいの支度で八木節音頭っていう札になるよ!
ふく老師
おぉそうじゃった。踊っている様子が描かれておったのぉ…
ブゲン
そうだね♪昔の絵札も楽しく踊っている様子かな!?
ふく老師
どうかのぉ…
ブゲン
気になるからさっそく見ていこう!
上毛かるた
上毛かるた全札一覧まとめ

どうも舞幻です。 この記事では、上毛かるたの周遊アプリ「札ッシュ!上毛かるたGO!!」を使っての札巡 ...

スポンサーリンク

昭和23年版「そ」

こちらが昭和23年版の「そ」の札になります。

2人の人物が踊っているのが確認できます。

楽しさが伝わってくる?表情ですね。

現行のかるたと違う点は「踊っている人の向き」くらいでしょうか。

昭和40年版「そ」

こちらが昭和40年版の「そ」の札になります。

昭和23年版と踊っている人の向きは同じです。

違う点は「着物」でしょう。

2人目の人物の表情も描かれていますね。

平成27年版「そ」

こちらが平成27年版の「そ」の札になります。

現行のかるたです。

今までの年代と比べて違うのは「踊り手の向き」「踊り手の人数」です。

それと、表情が分からなくなっていますね。

踊りの統一感は一番伝わってきます。

解説

それでは、昭和23年と平成27年版の解説を見比べていきましょう!

昭和23年

農村娯樂の雄八木節は 栃木縣八木宿の清三から起つた 明治二十年頃八木宿と新田郡木崎町とを往來し 得意の美聲で知られた 其の後大正頃堀込源太(栃木縣人)と矢場勝(山田郡矢場川村)の兩名が 夫々音聲と節まわしとで有名となり 囃子もととのつて今日の盛大のもとを作つた

平成27年

農村娯楽第一の八木節は、栃木県八木宿の清三から起り、明治20年頃八木宿と新田郡木崎宿とを往来し、得意の美声で有名になった。その後大正頃堀込源太(栃木県人)と矢場勝(旧山田郡矢場川村)の両名が、それぞれ音声と節まわしとを工夫し、はやしもととのって、今日の盛大のもとを作った。
ブゲン
矢場川村は群馬県の東部に位置してたんだって!
ブゲン
すぐお隣が栃木県だったみたいだよ!
ふく老師
八木宿(じゅく)は現在の足利市にあたるそうじゃ…
ふく老師
八木の由来は宿場の周りに8本の松があったところから付いたとか…

ブゲン
宿場で娯楽として披露されていたものが、現在まで受け継がれているのはスゴイことだね!

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 群馬県情報へ
にほんブログ村

  • この記事を書いた人

ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

-上毛かるた今昔物語

© 2024 まいらいふり〜すたいる