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上毛かるた全札一覧まとめ
どうも舞幻です。 この記事では、上毛かるたの周遊アプリ「札ッシュ!上毛かるたGO!!」を使っての札巡 ...
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箱
昭和27年版の上毛かるたは群馬県立図書館が所蔵しています。
貸出はしていないとのことですが、閲覧は可能です。
※ブログへの掲載許可を取り撮影しています。
私が持っている上毛かるたには箱がありません。
図書館に所蔵されているかるたには箱が付いており、ここで分かったのは私が持っている昭和40年版と同じということです。
左が私の持っている昭和40年版上毛かるたの箱です。
初版から昭和46年の全札描きかえまではこの箱で、それ以降のかるたは現在の箱であるということがわかります。
こちらが箱の裏面です。
昭和22年12月1日に初版が発行されており、私の持っているかるたは昭和23年12月20日発行というのが分かります。
昭和23年と27年の微妙な違い
図書館で見比べている時、昭和23年と27年のかるたに微妙な違いがあることに気付きました。
色あせてしまっている部分は除き、描き方の違いに着目してご覧ください。
上が昭和27年、下が昭和23年となっています。
まずは「つ」から。
構図は同じですが、昭和27年度版には鶴の頭部と脚に色が付いていないのが確認できます。
続いては「ぬ」です。
注目すべきは、太助と愛馬あおの表情です。
これはなんともかわいらしいですね。
続いては「そ」です。
こちらも表情に注目です。
昭和23年はニコニコしていますが、27年は鼻だけを残して目が描かれていません。
続いては「ら」です。
注目すべきは雷神の周りにある太鼓です。
昭和23年には勾玉のような紋が1つしか描かれていないのに対し、27年版は2つ描かれているのが確認できます。
続いては「ゆ」です。
貫前神社を描いたものと思われますが、左下の部分が違うのが確認できます。
最後は「の」です。
一見、変化は無いように見えますがA型のブゲンは些細なところが気になります。笑
注目すべきは右下の、榛名山が湖面に映り、波打っているところです。
微妙に違うの…わかりますよね?
以上が、今回昭和23年版と27年版を見比べて分かったことです。
些細な違いですが、こういったところに着目して見てみるのも面白いかもしれませんね。
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