上毛かるた今昔物語

上毛かるた今昔物語~「ぬ」沼田城下の塩原太助~

ブゲン
どうもブゲンです!今回の上毛かるた今昔物語は「ぬ」の札を紹介するよ♪
ブゲン
「ぬ」の札はね…沼田城下の塩原太助っていう札なんだ!
ふく老師
沼田はわしらの故郷じゃのぉ…
ブゲン
そうだね!太助さんはすごい人なんだよ!
ふく老師
苦労に苦労を重ね、出世した人物じゃな…
ブゲン
うん!北毛地区には、太助さんの資料館があるくらい有名人なんだ!
ブゲン
今回はそんな「ぬ」の札を今と昔で見比べていくよ♪
上毛かるた
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昭和23年版「ぬ」

こちらが昭和23年版の「ぬ」の札になります。

太助と愛馬あおの別れのシーンが描かれている点は、現行のかるたと同じですね。

違う点は、距離感と表情がはっきり分かるところです。

江戸へ向けて出発する太助の神妙な面持ちと、別れを寂しがる愛馬あおのなんとも言えない表情が感じ取れます。

昭和40年版「ぬ」

こちらが昭和40年版の「ぬ」になります。

昭和23年版とさほど変わりはありません。

違う点は表情でしょう。

こちらは神妙な表情とは打って変わり、優しく愛馬に語りかけている様子が伺えます。

平成27年版「ぬ」

こちらが平成27年度版の「ぬ」になります。

現在の大会で用いられている絵札ですね。

他の2枚と比較しても、太助さんの顔が向いている方向は一緒ですね。

愛馬あおが、よりリアルに描かれているのがわかります。

解説

それでは、昭和23年版と平成27年版の解説を見比べていきましょう。

昭和23年

沼田町は利根郡の中心都市で此の町に程近い利根郡新治村に 講談や芝居で有名な鹽原太助は生れた 單身江戸に出て神田佐久間町の薪炭商山口屋に僕となり 至誠恪勤で主人に知られ其の補助で店を構え 勤儉節約巨萬の富を積んだ 又公共事業にもよく盡し榛名神社に今尚獻燈が残つている
賛助者 利根郡沼田町 鹽原?太郎 殿

平成27年

沼田市は利根郡の中心都市で、この市に程近い旧新治村に、講談や芝居で有名な塩原太助は生れた。単身江戸に出て神田佐久間町の薪炭商山口屋の下男となり、勤勉で店を構え、勤倹節約で大きな財産を作った。公共のためにもよく尽し、榛名神社に今も献燈が残っている。
ブゲン
昭和23年では沼田町なんだね!新治村は合併して、現在はみなかみ町になっているね!
ふく老師
一度は人生を捨てようと考えたが立派に働いて、自分のためだけではなく、皆のためにもお金を使うとはすごいのぉ…
ブゲン
太助さんの功績が全国に残っているのがすごいね!

ふく老師
愛馬あおは、その後見つけてもらえたかのぉ…


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  • この記事を書いた人

ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

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