川場かるたについてはこちら↓
-
川場かるた全札まとめ(群馬の郷土かるた)
どうもブゲンです。この記事では群馬県利根郡川場村の郷土かるた「川場かるた」を紹介していきます。 かる ...
続きを見る
札の解説
元和元年(1615)の頃になると、沼田城下も規模が大きくなり白沢用水のみでは水が不足になったので、城主の真田信幸は薄根川の水を引くことにしました。谷地の黒岩から中野、萩室、下古語父、上古語父、原田、横塚を経て沼田に至る約16kmもの水路です。これが川場用水で今でもほぼ昔の姿のまま流れ活用されています。
川場用水
川場用水は、真田氏二代沼田藩主の信吉が元和6年(1620)から寛永5年(1628)にかけ、8年の歳月を費やし完成させたと言われている。工事は、現川場中学校奥の薄根川源流域から水を取り入れ、4箇所の小さな谷を渡して沼田台地へと通水し、白沢用水に合流させるという難工事であった。夜中に提灯を持たせて高低差を計ったと伝えられる。灌漑(かんがい)用水としても用いられ、400年経た現在でも川場村や沼田市近郊の田畑を潤す重要な用水として利用されている。