上毛かるた今昔物語

上毛かるた今昔物語「ま」繭と生糸は日本一

ブゲン
どうもブゲンです!今回の上毛かるた今昔物語は「ま」の札を紹介するよ♪
繭と生糸は日本一じゃな…
ふく老師
ブゲン
そうだね!この札以外にも、絹産業に関する札は何枚かあるもんね!
それだけ絹産業が盛んだったという証拠じゃな…
ふく老師
ブゲン
うん!この札の移り変わりが気になるね!
そうじゃな…早く見せておくれ。
ふく老師
ブゲン
じゃあさっそく見ていこう〜♪

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上毛かるた
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昭和23年版「ま」

ブゲン
これが昭和23年版「ま」の札だよ〜♪
マユ玉が描かれているのは現在の絵札と一緒じゃの…
ふく老師
ブゲン
違うのはカイコガが飛んでいるのと マユで作られた何かが描かれているという点だね!
ブゲン
あと、背景の色も微妙に違うかな!
読み札は変わっとらんのぉ…
ふく老師

昭和40年版「ま」

ブゲン
これが昭和40年版「ま」の札だよ〜♪
ほかの札もそうじゃが、40年版はオシャレに見えるんじゃよ…
ふく老師
ブゲン
そうだね〜!名前わかんないけど、糸を巻く道具から糸が伸びていてそれが枠みたいになってるもんね!
そ、そうじゃな…
ふく老師

令和元年版「ま」

ブゲン
そしてこれが令和元年版、現在大会で使用されている「ま」の札だね!
絵の構図はどれも似ているが、それぞれ微妙に表現が違って面白いのぉ…
ふく老師
ブゲン
そうだね!桑の葉をムシャムシャ食べているカイコがかわいいなぁ…
ブゲンの家は養蚕をやっておったそうじゃな…
ふく老師
ブゲン
そうなんだよ!今はやっていないけど、当時の名残は残っているよ!
そうかそうか…
ふく老師

解説

ブゲン
じゃあ、昭和23年版と令和元年版の解説を見比べてみよう♪

昭和23年版

山麓地帯の本縣は、早くから養蚕地であつたが、生絲が重要輸出品となつてから特に盛になつた。製絲技術の改良は、明治三年前橋藩士の手で機械製絲工場が建てられたのが始めである。以後前橋を中心に發達した。

養蚕戸數:7萬戸 牧繭貫數:209萬貫 生絲貫數:22萬貫(二十二年)

賛助者:利根郡沼田町 利根シルク株式會社殿

令和元年版

群馬県は早くから養蚕地として知られていたが、生糸が重要輸出品となってから特に盛んになった。製糸技術の改良は、明治3年前橋藩士の手で器械製糸が始められてからで、それ以後前橋を中心に発達した。福島県と共に日本の主要生産県である。

養蚕戸数:109戸 収繭量:40.1t 生糸生産量(全国):20,340kg(平成30年)

ブゲン
変わったのは最後の部分かな!
福島県も養蚕が盛んなんじゃな…
ふく老師
ブゲン
生産量は減っている気がするけど、これからも群馬の養蚕技術で全国を魅了し続けられたらいいね!
  • この記事を書いた人

ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

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