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例幣使とは?
まずはじめに、「例幣使」というのはなんでしょう?
札にはこう書かれています。
江戸時代、日光例幣使と呼ばれ、徳川家康をまつる日光東照宮の春の大祭に京都の朝廷より幣帛を奉納するために派遣される勅使である。
朝廷から派遣された勅使というのが「例幣使」だそうです。
文中にある「幣帛」というのは、へいはくと読み、神前に捧げる物のことを言います。
その勅使が玉村町を通過し、日光東照宮に向かったということになります。
日光例幣使街道
例幣使街道は、玉村町の県道142号になります。
例幣使が通っていた時代、この通りにはたくさんの宿があったそうです。
しかし、大火事が起きてしまいそのほとんどが焼失してしまいました。
現在は当時の面影をほとんど感じることはできません。
例幣使が通ったこの道は、とにかく直線距離が長いです。
以前、たまむら歌留多で紹介した五料関所跡。
例幣使一行は、利根川を渡り、この関所を抜けて日光に向かいます。
街道沿いには、上新田の井田家住宅があります。
宝永2年から酒造業を営んでおり、その後は様々な商品を販売するお店です。
玉村町最古の民家建築で、江戸時代から存在する数少ない建物となっています。
ここも例幣使が利用したと伝わっています。
引用元:たまむら歌留多/れ
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