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川場かるた全札まとめ(群馬の郷土かるた)
どうもブゲンです。この記事では群馬県利根郡川場村の郷土かるた「川場かるた」を紹介していきます。 かる ...
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札の解説
吉祥寺の山門に掲げてある額は、吉祥寺が後光厳天皇の勅願所となった正平7年(1352)、創建した円月禅師が天皇からいただいたもので表に「青龍山」とあり裏には「後光厳院・文和元年(1352)壬辰喜平上幹」とあり、後光厳天皇の勅額であることが記されてあります。後光厳天皇は、南北朝時代の北朝方の天皇です。
吉祥寺
山門
寺の入口に建てられたこの桜門は、禅宗修行の聖地と俗界を別離する意味をもっています。仏の悟りを習得する為には「空」「無相」をしなければならず、この修行を「三門」というところから、山門が転用されたともいわれています。文化12年(1815)建立。「青龍山」の勅額は鎌倉時代最後の天皇、後光厳天皇の筆によるものです。
山門の上層には、文殊菩薩を中心に十六羅漢がおかれています。羅漢はもともと俗人であり、釈迦の到達した真理に、我々凡人を導くために存在した、信仰における永遠の追求者でありました。羅漢像は俗界から、不滅の真理を説く仏界への架け橋としてここに鎮座しています。
アクセス
今回紹介した吉祥寺の地図を貼ります。
吉祥寺 群馬県利根郡川場村門前861