沼田かるた

天狗伝説が残る迦葉山を散策!紅葉もキレイです♪~沼田かるた巡り~【ふ】

どうも舞幻です。

11月に入り利根沼田地域は日に日に寒さが増してきています。

谷川岳からのつめた~い風に私自身も苦しんでいます笑

さて、今回は沼田かるた巡りの「ふ」の札を紹介していきたいと思います!

「ふ」に指定されているのは迦葉山と大天狗ですね。

私は地元に住んでいながらこれが初めての訪問となりました。

一体どんな場所なのか!?お伝えしていきます♪

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迦葉山

迦葉山は標高約1,300mの山です。

秋には紅葉がとてもキレイで多くの参拝の方で賑わいます。

車で迦葉山に向かう際には入口となる道と出口となる道が別にあります。

大体のカーナビは入口の方からのルートを示してくれるはずです。

 

駐車場も広く、多くの車が駐車することができます。

すぐ近くに第2駐車場も用意されていて、そちらもかなりの台数を停めることが可能です。

ちなみにですが、上っていく途中の道は道幅が狭く細かいカーブも多いので運転には十分注意してくださいね。

冬はチェーンやスタッドレスタイヤを装着しないと危険かもしれません。

拝殿へと続く石段です。

駐車場に近い所にもう1つ入口はあるのですが、そちらはスロープ状になっています。

石段を上りきると今度は天狗が迎えてくれます。

入口には狛犬がいて、上った所に天狗がいるってなんだか不思議だなぁと思いました。

ここが拝殿になります。この中にスゴイ物があるんですよ……

左側に大きな八手がありますね。これは天狗が手に持っているアレですね!

このサイズ感で既に圧倒されています……笑

ちなみに境内には沼田まつりの際に登場する天狗もあるのですよ!

それがこちらです。

毎年8月の3日~5日にかけて行われる沼田まつりで「天狗みこし」として担がれます。

この天狗みこしは女性のみで担ぐもので、華やかさの中に女性の力強さが見えてとても迫力があります。

普段は迦葉山にて大切に保管されています。

拝殿

拝殿内に入るとまずこれが目にとまると思います。

私は入った瞬間、一瞬足が止まりました笑

とても大きな天狗の面が出迎えてくれます。

お子さんを連れたご家族が居たのですが、お子さんは泣いてしまっていました……

何と言っても眼力が半端じゃないですよね!

下駄もありますが、これもこの天狗が履いていたものだと考えるとその大きさに少し恐怖を覚えますね……

でも安心してください!迦葉山の天狗は良い御利益をもたらしてくれる存在なのです。

写真の「お借り面」と呼ばれる天狗のお面があります。

これを持って帰り、自宅の神棚に祭ると御利益があると言われています。

そしてその翌年にお面を返しに再び迦葉山に訪れるというものです。

こちらは「種銭」と呼ばれるものです。

左側の箱に入っているお金を持ち帰り、翌年再び訪れると種銭が元になってたくさんに増えてるというちょっと不思議なものです。

右側の箱に昨年持ち帰った種銭の倍額を納めるようです。

こういったものは初めて見たので、新たな発見でした。

天狗のパワーが込められたおみくじです。

迷わず引かせていただきました!

結果は……大吉!

「利益よりも人のために尽くしなさい」この言葉は今の私にとってグッとくるものがありました。

本堂

こちらは本堂になります。

ちょうど中ではご祈祷が行われているようでした。

迦葉堂

境内を清掃していた方にお話を聞いた所、この先に迦葉堂というものがあるらしく。

なんとも不思議な通路をくぐります。

頭ぶつけないように気を付けてくださいね笑

迦葉堂と呼ばれる場所を目指し、石段を上ります。

この先はクマが出没するようなので鈴などが用意されていました。

しっかりと鳴らしながら向かうようにしましょう!

迦葉堂に到着です。

ちなみにこのお堂の右側から迦葉山の山頂に迎えるようですが、道が舗装されているのかよく分かりませんでした。

でも私が石段を上る数分前に登山の格好をした方が歩いて行ったので恐らく道はあるのだと思います。

看板によるとここらしいですが……道あるのかな?笑

行ったことある方、ぜひコメントください♪

迦葉堂から下り、総受付となっている「龍願閣」という建物でしばし暖を取ります。

ここでご祈祷の受付もやっているようです。

11月の迦葉山はすでに真冬並みの寒さで、何より風が強かったです。

これはまさか天狗のいたずらか……?なんて思いながら散策していました笑

沼田市指定天然記念物

駐車場にほど近い場所に沼田市指定天然記念物があります。

それが「馬かくれスギ」です。

馬がいっぱい隠れていたスギなのか?なんて考えながら向かってみると、ありました。

デカっ!他の木よりも一回り以上大きいスギの木がありました。

これは確かに馬が隠れられるな……

でもこの写真だと大きさが伝わりにくいと思って、私1人で頑張りました!

どうですか!ドンキで買った小さい三脚を、落ち葉の中に突っ込んで固定したのですよ!

全然固定されなくて雑木林の中で孤独に闘っていましたが笑

それよりもこの太さ。以前沼田かるた巡りで訪れた荘田神社の大イチョウにも引けを取らないですね。

荘田神社の御神木の大きさにビックリ!~沼田かるた巡り~【ち】

この名前が付いた由来としては……

 下馬札が急峻な参道の下方にあったため、こっそりこのスギの所まで馬で登り、そこに馬を隠したのでこの名が付いたという。引用元:沼田市教育委員会

下馬札とは、それよりも先は乗馬のままでの通行を禁止した札のことです。

つまり、あまりにも傾斜がけわしい所にその札があったので、それよりも上にこのスギの木があったからそこに隠しちゃえ!という出来事があったためにその名が付いたのですね。

一切のひねりも無く、そのまま名前が付いたって感じですね笑

スギの木に向かう道は少し足場が悪いです。

下りにもなっているので足元には十分注意して向かうようにしてください。

アクセス

住所:群馬県沼田市上発知町445

冒頭にも言いましたが、行きの道と帰りの道は一方通行になっているので気を付けてください。

行きの道は「かどや」さんというお店の所を左折します。

その付近では入口の看板も出ているので迷うことはないと思います。

冬は絶対にチェーンかスタッドレスタイヤを装着して向かうようしてくださいね!

 

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  • この記事を書いた人

ブゲン

食べることと群馬の郷土かるたが好きなブロガー。好きな食べ物は「餃子」好きな上毛かるたの札は「よ」 かるたが繋いだご縁で光GENJIの佐藤寛之氏とラジオ共演を果たし、ライブイベントでは司会や補助を頼まれたことも…。自分には無縁と思われた世界を知り、戸惑いもあったがやれば出来ると自信に繋がる。つまり何が言いたいかというと、かるたって人と人を繋げる不思議な魅力がある♪

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